朝の澄んだ空気の中長い車の列に飲まれ、沈んでいく夕日に肌を焦がされながら会社と往復 寮から徒歩五分の自席に別れを告げ、T自動車に通勤 あんまり行きたくない。近々世界第一位の自動車メーカーになろうというのに、駐車場は足りてない。トイレは故障する…

会社がくそ田舎にあるせいで車がないと生活できない。 この町にはJRが通ってない。 社員が電車で通勤しているN産には負ける気がしないらしい。日本人を育てることも大切だが即戦力外国人を採ることも必要だということで海外からインターンシップで外国人が来…

会社と寮の往復何かが麻痺してきているのを感じる。感覚が弛緩しはじめてる。 物珍しさ、目新しさがある間は刺激がなくても体が動く。けど、それはたぶん仕事に慣れたらなくなると思う。自分の置かれている状況に、現状に違和感を覚えなくなったらどうなるん…

今日は本配属されてからの勤務初日。不安と期待に胸が膨らむ訳もなく、朝からベッドサイドテーブル（として使用しているスツール）にちゃぶ台返しを見舞ってしまう最悪のスタート。吹っ飛ぶウナコーワ、舞い散る灰をものともせず出社し、自席に着く。始業時…